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ジェルではなく、水が使える快適な歯磨きです。
口腔が不潔な状態で誤嚥した場合、重篤な誤嚥性肺炎を生じることや口腔微生物が全身疾患に関わることなどが報告されて以来,口腔ケアが重視されています。食事に連動する口腔ケアは必須のものといえますが、患者さんのうち「むせる」など嚥下障害が疑われるケースでは、歯磨き、洗口時に誤嚥が生じやすいものです。実際の医療現場での口腔ケアの難点は、水を使った口腔内汚物の清掃・排出困難であることから、講道館ビル歯科・口腔外科ではこれらの問題を解決する一助として、近年東京医科歯科大学で実用化された、世界初の内部配管型:給・排水機能付き歯ブラシ・スリムヘッド e-BrushUを講道館ビル歯科・口腔外科「メデェック・e-Brush事業部」から紹介・販売することにしました。
e-Brushは国連・国際高齢者年記念ウェルエージング協会主催の高齢者のための発明展特賞・セゾン生命保険賞を受賞したことから実用化され、その後8020財団、宇宙開発事業団、御器谷科学技術財団の研究成果から「スリムヘッドe-BrushU」として製品化されました。
e-Brushは開発当初、宇宙ステーション用歯ブラシ「宇宙歯ブラシ」として企画された経緯から、航空機による無重力実験をもとに改良され、水漏れせず、少量の水で短時間に安全で清涼感ある快適な口腔ケアが出来るよう設計されています。この優れた特性は米科学雑誌の話題としてとりあげられ、Science誌296.26APRIL:653,2002のコラム記事にZero-gravity toothbrushとして紹介されました。また、e-BrushはInnovation:Design and working mechanism of a newly developed toothbrush with irrigation and suctioning capabilities(TY e-Brush)の表題で、アメリカ障害者歯科学会雑誌SCD(Special Care Dentistry)vol.26,No.4 July/Aug 2006にも掲載され、現在、米国で注目されつつある確かな製品です。
※e-Brushについての詳しい説明はこちら
この「うがいがいらない給・排水機能付きスリムヘッドe-BrushU」は、要介護高齢者や長期入院患者さんに限らず、矯正治療、口腔外科、インプラント治療後のメンテナンス、歯周病患者さんなど一般の方にもご使用いただける歯ブラシです。
スリムヘッドe-BrushUおよびポータブル吸引器のご用命がございましたら、講道館歯科・口腔外科メデェック・e-Brush事業部までFAXまたはお電話ください。
※e-Brush使用説明会・ご質問・ご注文は当事業部横浜営業所
(担当:山崎)045-662-2296またはe-brush@f7.dion.ne.jpでお受けします。
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